銃乱射、容疑者の母は銃収集家~米メディア
アメリカ東部・コネティカット州の小学校で26人が死亡した銃乱射事件で、アメリカの複数のメディアは、容疑者の母親が銃の収集家だったと伝えている。
NBCテレビによると、アダム・ランザ容疑者(20)は14日、自宅で母親を射殺した後、小学校に押し入って乱射し、児童20人を含む26人を殺害し、その後、自殺したとみられている。この際、ランザ容疑者は自動小銃1丁を含む3丁の銃を持っていたとみられるが、銃の登録はいずれも母親の名義だったという。
こうした中、NBCテレビは、友人の話として、母親が銃の収集家で、ランザ容疑者ら息子たちを射撃場に連れて行き、一緒に練習していたと伝えている。
事件から一夜明けた15日、州警察は会見を開き、殺害された20人の子供が6歳から7歳だったことを公表するとともに、動機の解明につながる有力な証拠を押収したことを明らかにした。
また、州の検視官は、犠牲者26人全員が自動小銃で複数回撃たれ、死因となったと発表している。
現地では日本時間17日午前に追悼式が行われ、オバマ大統領も出席するという。