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米銃乱射で追悼集会 大統領、銃規制に意欲

2012年12月17日 12:42

 アメリカ東部・コネティカット州で起きた銃の乱射事件で、16日、追悼集会が開かれ、演説したオバマ大統領は銃規制に改めて強い意欲を示した。

 オバマ大統領は日本時間17日午前、現地入りして遺族らと面会、追悼集会に出席した。演説では、「こうした行為をこれ以上、許してはならない。悲劇を繰り返してはならない。そのためには変わらなくてはいけません」と述べた。

 オバマ大統領はまた、「大統領の力を使って悲劇を防ぐ」と述べ、これまでにない強い口調で、銃規制を推し進めたい考えを示した。最後に、犠牲となった子供たち20人の名前を読み上げると、会場からはすすり泣く声も聞かれた。

 一方、州警察は16日、アダム・ランザ容疑者(20)が4つの銃と数百発の実弾を持って学校に向かったことを明らかにしており、動機などについて捜査を進めている。