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JAL機、着陸後に出火 同型機を全て検査

2013年1月8日 11:29

 アメリカ・ボストンの空港で7日、「日本航空」の最新鋭機が着陸後に火災を起こした。間もなく消し止められ、ケガ人はなかった。日本航空によると、機体後方にある補助動力装置用のバッテリーから出火したということで、アメリカのNTSB(=国家運輸安全委員会)が詳しい原因を調べている。

 火災を起こしたのは、日本航空の成田発ボストン行きの最新鋭機「ボーイング787」。地元の消防などによると、ボストンの空港に到着して乗客・乗員184人が全員降りた直後に整備士が機内に入ったところ、コックピットや客室に煙が充満していた。火は約40分で消し止められ、ケガ人はいなかった。

 ボーイング787は「ボーイング」の最新鋭機で、日本航空では去年3月から導入している。日本航空は今回火災が起きた機体の他に6機、ボーイング787での運航を行っており、全ての機体について点検を行っているという。