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拉致問題解決へ 日米関係者が連携を確認

2013年5月3日 12:44

 北朝鮮による拉致問題に関する日本政府主催のシンポジウムが2日、アメリカ・ワシントンで開かれ、日米の関係者が解決に向けた連携を確認した。

 シンポジウムには、アメリカ政府や議会関係者など110人が参加し、アメリカ側は拉致被害者の家族らに協力を約束した。

 一方、古屋拉致問題担当相は、核やミサイルなどの北朝鮮をめぐる問題解決に先行して、拉致問題に関する日朝協議を行うことに意欲を示した。

 アメリカは非核化の確約なしに北朝鮮との対話には応じない姿勢だが、古屋拉致問題相は日朝協議を先行させることにアメリカ側の理解と協力は得られているとの認識を示した。