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シリア、露から武器供与 米は懸念表明

2013年5月31日 16:13

 内戦状態が続くシリアのアサド大統領は30日、ロシアから武器供与を受けていることを明らかにした。

 アサド大統領はレバノンのテレビ局とのインタビューに応じ、ロシアによる武器の供与について「契約に基づいて今後も行われるだろうし、一部はすでに行われた」と述べ、ロシア製の武器の一部がすでに到着していることを明らかにした。この武器について、レバノンの別のメディアは高性能の地対空ミサイルと報じている。

 これについて、アメリカ国務省のサキ報道官は30日、「ロシアが引き続き経済面や武器供与などでアサド政権を支援していることを懸念している」と述べた。