中国返還のシャンシャン、きょう検疫期間が終了 一般公開はまだ先に…「もう少し待っててね」
日本から中国に返還されたジャイアントパンダのシャンシャンは22日、予定していた検疫期間を終えますが、環境に慣れさせるため、現地での一般公開はまだ時間がかかりそうです。
上野動物園から先月返還されたジャイアントパンダのシャンシャンは、中国・四川省にあるジャイアントパンダ保護研究センターで22日、30日間の検疫期間を終えます。ただ、保護センターではシャンシャンが環境に慣れるまでの間、一般公開は行わない方針です。
こうした中、保護センターではシャンシャンの近況を伝えるメッセージを画像とともに投稿しました。投稿では「わたしはふるさとの笹を食べて飼育員のみなさんにも優しくお世話してもらっています」と伝えています。その上で、「わたしは小さい頃から少し恥ずかしがり屋なので、知らない人と会うのがちょっと怖いです。もう少しだけ待っててね」と呼びかけています。
これに対して中国のファンからは、「久しぶりにシャンシャンの様子がわかって感動した」との言葉も寄せられています。