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イラン大統領選 ロウハニ氏がリード

2013年6月15日 13:01

 14日に投票が行われたイランの大統領選挙は日本時間15日未明、開票が始まった。初期段階の集計で欧米との関係改善を目指す保守穏健派のロウハニ氏がリードしている。

 選挙戦は核問題の交渉を担当し、欧米と厳しく対立してきたジャリリ氏やテヘラン市長のガリバフ氏ら強硬派と、欧米との関係改善を目指し、改革派の支持を集める保守穏健派のロウハニ氏による争い。ナジャル内務相は86万票余りの集計が終わった段階で、ロウハニ氏が約40万2000票と半数近くの票を獲得してリードし、ガリバフ氏が約12万7000票、ジャリリ氏が約11万9000票と追っていることを明らかにした。

 ただ、集計が終わったのは全体の数%とみられる。大勢は15日中にも判明する見通しだが、どの候補も過半数を獲得できない場合には上位2人による決戦投票が行われる。