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米副大統領、エクアドルに亡命拒否を求める

2013年6月30日 13:34

 アメリカのバイデン副大統領はエクアドルのコレア大統領に対し、アメリカ政府の通信情報収集を暴露したCIA(=中央情報局)元職員、エドワード・スノーデン氏の亡命申請を拒否するよう求めた。

 ホワイトハウスによるとバイデン副大統領とコレア大統領は28日、電話会談を行った。会談後、コレア大統領は「スノーデン氏の亡命申請を拒否するよう求められた」と明かし、亡命を認めるかどうかは、スノーデン氏のエクアドル入国後、「主権に基づき判断する」と強調した。

 一方で、判断にあたっては「まずアメリカの意見を聞く」と述べるなど、アメリカに配慮する姿勢も見せていて、スノーデン氏のエクアドルへの亡命は不透明さを増している。