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NYダウ17ドル安 終値1万6444ドル

2014年1月10日 8:41

 9日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は雇用統計の発表を控え様子見ムードが広がり、ダウ平均株価は前日比20ドル近く値を下げて取引を終えた。

 9日に発表された先週の新規失業保険の申請件数は、前週比で1万5000件減少した。雇用情勢の改善を示す指標に、当初、ダウ平均株価は上昇したが、市場では次第に量的緩和の早期終了への懸念が広がり、売りが進んだ。また、10日には雇用統計が発表されるため、この指標を見極めたいとの様子見ムードも広がった。

 こうしたことから、ダウ平均株価は前日比17ドル98セント安の1万6444ドル76セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比9.42ポイント安の4156.19で取引を終えている。