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“立法院占拠”学生ら3週間ぶり退去 台湾

2014年4月11日 10:50

 台湾で、日本の国会に当たる立法院を占拠していた大学生らが約3週間ぶりに議場から立ち退いた。

 地元メディアによると、台湾の立法院を占拠していた学生らは、10日午後、議場から完全に立ち退いた。学生らは与党が中国との「サービス貿易協定」の承認を進めようとしたことに反発し、先月18日から立法院の議場を3週間にわたり占拠。しかし6日、立法院の議長が、中国との協議を監視する法律を制定する譲歩案を示したことから、立ち退きに応じたという。

 今回の一連の動きにより、中国との関係改善の流れに影響がでる可能性がでている。