全米鉄鋼労組トップ「懸念は変わらない」 トランプ大統領「投資で合意」
アメリカのトランプ大統領が7日、日本製鉄がUSスチールに「投資することで合意した」と説明したことについて、全米鉄鋼労働組合トップは「懸念は変わらない」との声明を発表しました。
トランプ大統領は7日、日本製鉄が買収ではなく、多額の投資をすることで合意したと説明しました。
ロイター通信によりますと、これに対し、買収計画に反対してきた全米鉄鋼労働組合のマッコール会長は声明を発表し、トランプ政権やUSスチールなどと新たに連絡は取っていないと明らかにしました。
その上で「日本製鉄がUSスチールへ関心を示し続けていることへの我々の懸念は変わらない」と述べています。
最終更新日:2025年2月9日 11:43