アメリカ南部フロリダ州の刑務所で先月３０日にガス爆発があり、受刑者や刑務官ら１８０人以上が死傷した。

　地元当局によると、フロリダ州ペンサコラの刑務所で先月３０日午後１１時頃に大きな爆発があり、建物の一部が崩壊した。この爆発で受刑者２人が死亡、ほかにも受刑者や刑務官ら１８４人がケガをしたという。

　当局は、爆発はガスによるものとみているが、爆発の起きた場所や詳しい経緯はわかっていない。刑務所には当時受刑者や職員あわせて約６００人がいたが、ケガがなかった受刑者らは近隣の刑務所に移されたという。