メキシコ「麻薬王」刑務所から2度目の脱走
メキシコの麻薬組織のトップで「麻薬王」と呼ばれる男が長さ1.5キロのトンネルを使って刑務所から脱走した。
脱走したのはメキシコ最大級の麻薬組織の最高幹部、ホアキン・グスマン受刑者。麻薬を密輸した罪で首都・メキシコシティー近郊の刑務所に収監されていたが、11日に監視カメラに映ったのを最後に姿が見えなくなった。当局が捜索したところ、グスマン受刑者の房から外につながる長さ1.5キロのトンネルが見つかったという。
ロイター通信によると、グスマン受刑者は2001年にも別の刑務所から脱走し、去年2月に身柄を拘束されたばかりだった。