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台湾刑務所立てこもり 受刑者6人全員自殺

2015年2月12日 13:55

 台湾の刑務所で、受刑者6人が釈放を要求して職員らを人質に立てこもっていた事件で、12日朝までに全員が自殺し、人質は無事、解放された。

 事件があったのは台湾南部の高雄にある刑務所で、11日午後、6人の受刑者が待遇の改善や釈放を求め、刑務所の所長らを人質に立てこもった。地元メディアによると、6人は刑務所にあった拳銃10丁と銃弾を奪い、逃走用の車を要求していた。しかし、12日早朝になって6人全員が死亡し、人質だった所長らは無事、解放された。当局によると、6人は自殺したという。

 受刑者はそれぞれ、窃盗や殺人の罪で服役中だった。