襲撃され警官15人死亡、麻薬組織の報復か
メキシコで6日、警察の車列が襲撃され、警察官15人が殺害された。警察は、先月リーダーが殺害されたことに対する麻薬組織の報復とみて調べている。
警察によると、メキシコ南西部のハリスコ州で6日午後、警察の車列が高速道路を走行中に待ち伏せた男たちに襲撃され、警察官15人が死亡、5人がけがをした。
ハリスコ州では麻薬組織が勢力を拡大していて、治安の悪化が指摘されている。そのため警察は取り締まりを強化しており、先月にはリーダーを殺害した。その後、麻薬組織による警察襲撃事件が頻発していることから、今回の事件も報復の可能性が高いとみて調べを進めている。