×

ドネツク州の住民投票 米政府が批判強める

2014年5月13日 8:48

 住民投票で独立に賛成とする結果が発表されたウクライナ東部のドネツク州で12日、親ロシア派団体の幹部が独立を宣言し、ロシアに対して編入を求めていく考えを明らかにした。一方、アメリカはこの投票結果に批判を強めている。

 ホワイトハウスのカーニー報道官は12日の会見で、1人が複数回投票したり、最初から「賛成」と書かれた投票用紙があったという報道に触れ、投票は非合法であり「結果を認めない」と重ねて強調した。

 その上で、「ロシアが住民投票を阻止するために影響力を行使しなかったことに失望している」と述べた。