アメリカで記録的な寒波…17人死亡 1万便以上の飛行機が欠航、100万世帯以上が停電も
アメリカでは広い範囲が記録的な寒波に見舞われ、飛行機の欠航や停電など各地で市民生活に影響が出ています。
週末のクリスマスを前に、アメリカでは「歴史的な冬の嵐」になっていて、気象当局によると、人口のおよそ6割にあたる2億人以上を対象に警報などが出されています。
オハイオ州では車50台が絡む多重事故がおき、少なくとも1人が死亡しました。NBCのまとめによると、吹雪の影響による車の事故などで、これまでに少なくとも17人が死亡したということです。
また、強風などの影響で、23日までに1万便以上の飛行機が欠航し、全米で100万世帯以上が停電しています。
ニューヨーク州の沿岸部の一部では雨と強風の影響で浸水が起きていて、ホークル知事は非常事態を宣言し、クリスマス休暇の旅行日程を変更するようすすめています。