災害級の大雪「広範囲」「長期間」 クリスマスイブ“要警戒”な時間帯は 強風にも警戒を
“クリスマス寒波”が列島各地を襲い、災害が起きるレベルの大雪となっている地域もあります。今回の大雪は「広範囲」「長期間」降ることから危険です。命を守る情報をお伝えしていきます。
日本テレビ・岩本乃蒼アナウンサー
「災害が起きるレベルの大雪となっている地域もあります。命を守るための情報を伝えます」
村上なつみ気象予報士/防災士
「最新の予想を見てみますと、23日午後11時半すぎ現在も、北陸や東北を中心に雪が強まっていて、九州や四国でも雪の降っているところがあります。この後、東海から山陰でも、24日昼ごろにかけて雪が強まる見込みです。さらに都市部では、名古屋でも雪がちらつく可能性があります。今回の雪は、このように『広い範囲』で『長い期間』降るので非常に危険です」
岩本アナウンサー
「ということは、相当積もってしまいそうですよね」
村上予報士/防災士
「そうなんです。24日午後6時までに予想されている雪の量ですが、50センチ以上の地域を見ていくと、北陸の90センチ、北海道、東北、東海、中国の70センチ、近畿の60センチなどとなっていて、今後も北陸を中心に広い範囲で雪の量が増える見込みです。引き続き、大雪や猛吹雪による交通障害や、車の立ち往生などに警戒が必要です」
岩本アナウンサー
「24日(土)はクリスマスイブですが、外出には気を付けなければなりませんよね」
村上予報士/防災士
「大雪に警戒が必要な時間帯を見てみると、24日午前にかけて“要警戒”な地域がほとんどですが、それ以降も引き続き注意は必要です。北海道や東北、北陸では大雪に加えて非常に強い風が吹くため、あわせて警戒が必要です」
岩本アナウンサー
「週末、予定のある人もいると思いますが、不要不急の外出はできれば控えて、やむを得ず外出する場合には、最新の気象情報を確認してください」
(12月23日放送『news zero』より)