モスクワで地下鉄脱線 12人死亡
ロシアのモスクワで15日朝、通勤客を乗せた地下鉄が脱線し、少なくとも12人が死亡、161人がケガをした。
ロシア非常事態省によると、現地時間15日午前8時半頃、モスクワ中心部を通る地下鉄で、走行中の列車が急ブレーキをかけ3両が脱線した。現場の写真からは、脱線した車両がトンネルをふさぐように折り重なっているのがわかる。この事故で乗客など少なくとも12人が死亡し161人がケガをした。
車内に取り残された人がいるとの情報もあり、死傷者はさらに増える恐れがある。日本人が巻き込まれたとの情報はないという。
イタルタス通信によると、捜査当局は脱線の原因はテロなどではなく、電気系統のトラブルの可能性が高いとみて調べている。