仏“ガス工場”でテロ 1人死亡、2人ケガ
フランス南部・リヨンの郊外で日本時間26日夕方、イスラム過激派によるとみられるテロがあり、1人が死亡、2人がケガをした。捜査当局は男1人を逮捕し、調べている。
リヨン郊外にあるガスを扱う工場で、日本時間26日午後5時頃、男が乗った車が突っ込み、その後、爆発した。1人が死亡、2人がケガをした。現場で発見された遺体には、何らかの文字が書かれていたという。
事件を受けてオランド大統領は会見し、テロと断定した。捜査当局はすでに男1人を逮捕しているが、車にはもう1人乗っていたとの情報もあり、調べている。
逮捕された男について、カズヌーブ内相は、リヨンに住んでいて、2006年から2008年まで、過激思想を持つ人物として当局の監視下に置かれていたという。また、現地メディアは、男はイスラム過激派の旗を持って工場に突入したと伝えている。