×

墜落調査に制限 米国務省「深く懸念」

2014年7月20日 21:09

 ウクライナ東部でマレーシア航空機が墜落した原因を調査する国際調査チームが調査の制限を受けている事に対し、アメリカ国務省は19日、「深く懸念している」との声明を出した。

 国務省のサキ報道官は、OSCE(=ヨーロッパ安全保障協力機構)の調査チームが19日も親ロシア派によって3時間に満たない時間しか現場への立ち入りを許されなかったと批判した。

 また、遺体や残骸が現場から持ち運ばれているとの報道に対しても、「被害者と遺族への侮辱である」と強い言葉で非難した。またロシアに対して、公の場で、親ロシア派に調査に協力する責任を果たすよう呼びかけるよう求めた。