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期限切れ問題、地元警察など捜査に乗り出す

2014年7月23日 14:02

 中国の食品加工会社がマクドナルドなどに期限切れの食品を出荷していたとされる問題で、地元警察などが捜査に乗り出したことが分かった。

 上海市内の食品加工会社「上海福喜食品有限公司」の工場は、品質検査期限が切れた鶏肉や牛肉の期限を改ざんし、中国のマクドナルドなどに出荷していたと報道されている。

 この問題で上海市当局は22日までに、工場内の倉庫にある160トンの原料と1107トンの加工品を調査した。これまでに少なくとも9つの企業がこの会社の製品を使用しており、関係製品100トンを押収したという。こうした事実を受け、地元警察なども捜査に乗り出したという。中国メディアは、組織ぐるみで違法行為をしていた疑いがあるとして、5人の責任者が拘束されたと報道している。