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ガザ停戦目指し、米・ケリー長官が現地入り

2014年7月24日 11:12

 悪化するパレスチナ自治区・ガザ地区の情勢を巡り、アメリカのケリー国務長官が23日現地入りし、イスラエル・パレスチナ双方と停戦に向けた協議を行った。

 ケリー長官はカタールやエジプトなど関係国と事前に協議を重ねた後、現地入りした。ケリー長官はパレスチナ自治政府のアッバス議長、イスラエルのネタニヤフ首相と相次いで会談した。これまでのところ詳しい内容は明らかになっていないが、停戦に向けた調整でなんらかの進展があったことを示唆した。

 一方、イスラム原理主義組織「ハマス」の指導者メシャル氏は23日、人道的な停戦は受け入れると述べ、ガザ地区の経済封鎖の解除を改めて求めた。ケリー長官はいったんカイロに戻ったが、調整を続けるものとみられる。