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南シナ海の領有権問題に深刻な懸念を表明

2014年8月10日 20:06

 ミャンマーの首都・ネピドーで開かれたASEAN(=東南アジア諸国連合)の外相会議の共同声明が10日、発表された。南シナ海の領有権問題に深刻な懸念を表明、すべての当事者に自制を促している。

 8日に開かれた会議では、加盟国の一部が中国と領有権を争う南シナ海問題が議論された。中国と対立するベトナムやフィリピンと、中国と経済的な結びつきが強いカンボジアなどとの意見が対立、共同声明のとりまとめは難航していた。

 10日に発表された共同声明では、南シナ海の海洋開発に深刻な懸念を表明、すべての当事者に自制を求めるとしている。また挑発行為の一時停止などを盛り込んだ行動計画をフィリピンが提案したことに留意するともしているが、共同声明では中国の名指しは避けられるなど、ASEANでの一致した対応の難しさが浮き彫りになっている。