アメリカのケリー国務長官は１０日、イラクの首都・バグダッドを訪れ、新政権の要人と会談した。また、オバマ大統領は日本時間１１日午前、イスラム過激派組織の掃討に向けた演説を行う予定で、シリア領内での空爆についてどこまで踏み込むかが焦点。

　ケリー国務長官「イラクが挙国一致政権を実現していく限り、我々はイラクとともに取り組み、支援していく」

　ケリー国務長官は、新政権の発足を「勇気づけられる」ことだと歓迎するとともに、挙国一致での政権運営を重ねて求めた。ケリー国務長官はさらに、日本時間１１日午前に行われるオバマ大統領の国民向け演説にも触れ、「何を行うのか、かなり具体的に発表するだろう」との見通しを示した。

　大統領が、イスラム過激派組織「イスラム国」掃討のため、シリア領内での空爆について、どこまで踏み込んで述べるかが焦点。