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エボラ出血熱患者 米国内で初めて確認

2014年10月1日 13:42

 アメリカ疾病対策センターは先月30日、アメリカ国内で初めてエボラ出血熱に感染した患者が確認されたことを明らかにした。

 アメリカ疾病対策センターによると、この患者は男性で、先月20日に飛行機で西アフリカのリベリアからアメリカに入り、先月28日にエボラ出血熱感染の疑いがあるとしてテキサス州の病院に入院した。男性は先月30日になって感染が確認され、現在、男性が発症してから入院するまでの間に男性と接触した人の特定を進めている。

 疾病対策センターによると、エボラ出血熱は発症前の段階では他人に感染しないため、同じ飛行機の搭乗客には感染の可能性はないという。今後、疾病対策センターは男性が接触した家族らの検査を続けていく方針。