中米のニカラグア沖で日本時間の１４日午後１時前、マグニチュード７．３の強い地震があった。

　アメリカの地質調査所によると、日本時間１４日午後０時５１分頃、中米・ニカラグアの沖合、約７０キロで、マグニチュード７．３の地震が発生した。震源の深さは４０キロと推定される。

　アメリカ・ハワイにある太平洋津波警報センター（＝ＰＴＷＣ）は、この地震による津波の心配はほとんどないとしているが、周辺の沿岸地域には地震発生から数時間は、海面の変動が起きる可能性があるとして、念のため注意を呼びかけている。

　ロイター通信によると、この地震により、隣国のエルサルバドルで少なくとも１人が死亡したという。現地の日本大使館によると、ニカラグアには約１５０人の日本人がいるということだが、被害に関する情報は入っていないという。また、震源に近かった地域でも建物の倒壊などは見られず、パニックも起きていないという。