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米・CDC、NYでエボラ対策セミナー

2014年10月22日 17:49

 看護師2人がエボラウイルスに2次感染したアメリカでは、21日、CDC(=疾病対策センター)などがニューヨークでエボラ出血熱対策のセミナーを開いた。

 セミナーには医師や看護師ら約5000人が参加。CDCの担当者が、防護服や手袋の着脱の仕方を丁寧に説明した。

 アメリカでは、看護師2人の2次感染を受け、「医療関係者の感染防止策が不十分」などと、CDCを批判する声が高まっている。

 参加した看護師「怖いとは言いたくないが、知識がないことへの懸念はいつもある」

 CDCは今後も、各病院での訓練の徹底を求めることにしている。

 また、国土安全保障省は21日、感染が拡大を続けている西アフリカのリベリア・シエラレオネ・ギニアからの渡航者について、ニューヨークなど5つの空港のみで入国を認めると発表した。これらの空港では、リベリアなど3か国からの渡航者に対する検疫が強化されている。