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NYダウ2ドル安 7営業日ぶりに下落

2014年11月13日 8:18

 12日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、利益を確定するための売りが進んだことなどを受け、ダウ平均株価は7営業日ぶりに下落して取引を終えた。

 ダウ平均株価は前日まで5営業日連続で過去最高値を更新していたが、市場関係者によると、この日は利益を確定するための売りが先行したという。また、原油価格が下落したことで、エネルギー関連の株が売られた。

 一方で、大手百貨店「メーシーズ」が好調な決算を発表し、さらに、今年の年末にかけての売り上げが去年よりも伸びるとの見通しを明らかにした。年末商戦への期待から小売銘柄に買いが入ったため、株価全体の下落幅は限定的となった。

 結局、ダウ平均株価は7営業日ぶりに下落となり、前日比2ドル70セント安の1万7612ドル20セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は14.58ポイント高の4675.14で取引を終えている。