２６日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、アメリカの感謝祭の休日を前に様子見のムードだったが、ダウ平均株価は結果的に値を上げて、過去最高値を更新した。

　２６日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比１２ドル８１セント高の１万７８２７ドル７５セントと、過去最高値を更新して取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も２９．０７ポイント伸びて４７８７．３２と、１４年ぶりの高値で終えた。

　感謝祭の休日を前にして、市場は様子見のムードだったが、割安感の出た銘柄を買い戻す動きもあり、全体を押し上げた。市場の傾向としては、アメリカの景気が拡大の勢いを維持しているとの見方が根強くある。年末商戦を前にした小売り売り上げへの期待も高まっている。