アルカイダ系武装勢力、米国人殺害を予告
中東・イエメンで活動する国際テロ組織・アルカイダ系の武装勢力が4日までに、アメリカ人ジャーナリストの殺害を予告する映像を公開した。
ロイター通信によると、映像の中でアルカイダ系の武装勢力「アラビア半島のアルカイダ」は、アメリカ政府が、3日以内に要求を満たさなければ、アメリカ人ジャーナリスト、ルーク・サマーズ氏を殺害すると警告した。サマーズ氏は去年9月にイエメンで「アラビア半島のアルカイダ」に拘束された。映像にはサマーズ氏も登場し、「自分の命が危険な状況にある」と訴えている。撮影日時や要求の詳細などは分かっていない。
これに関連してアメリカ政府は、イエメンで拘束されている多数の人質の救出作戦を行ったものの、サマーズ氏はその場所にいなかったと明らかにした。作戦は「最近」実行したということだが、詳細は明らかにしていない。