２２日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、クリスマス休暇を控え、取引自体が少なく、取引材料もあまりない中で、アメリカの景気が底堅いという安心感を背景にダウ平均株価は大幅に値上がりした。終値は前週末比１５４ドル６４セント高の１万７９５９ドル４４セント。

　この日は原油価格の下落が一段落する兆しがあって安心感が広がったことや、世界同時株高の流れもあってニューヨーク株も伸びた。取引材料が少ない中での大幅な値上がりとなった。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は前週末比１６．０４ポイント高の４７８１．４２。

　ニューヨーク株は去年も年末に伸びを見せて過去最高値を更新し続けたが、アメリカの景気拡大への安心感を背景に今年も同じ傾向にあると市場関係者は指摘する。