日経平均295円高 ギリシャ問題で安心感
14日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げ、終値は前日比295円56銭高の2万385円33銭だった。
13日に開かれたユーロ圏の首脳会議でギリシャへの金融支援再開に道筋がついたことを受け、市場には安心感が広がった。前日の欧米の株式市場が軒並み値を上げた流れを引き継ぎ、東京株式市場でも取引開始直後から幅広い銘柄に買い注文が入り、ほぼ全面高の展開。外国為替市場で円相場が円安・ドル高傾向で推移していることも株価上昇の一因となった。
ただ、午後は中国・上海株式市場で株価が下げ幅を広げたことから日経平均株価が伸び悩む場面もあった。
東証1部の売買代金は概算で2兆6590億円。売買高は概算で24億6268万株。