×

エボラ出血熱 死者数8000人超える

2015年1月4日 10:58

 西アフリカで猛威をふるうエボラ出血熱による死者が、8000人を超えた。

 WHO(=世界保健機関)は2日、これまでにエボラ出血熱で死亡した人の数が8000人を超えたと発表した。内訳は、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3か国で7989人にのぼり、アメリカ、ナイジェリア、マリで15人となっている。感染者も2万人を超えていて、依然として深刻な状況が続いている。

 こうした中、先月29日にイギリス国内で初めて感染が確認された医療関係者の女性が重体となった。治療している病院が3日、発表したもの。この女性は、シエラレオネでエボラ出血熱の治療に携わっていた。