墜落のエアアジア機 機体後部を発見
先月28日、インドネシア沖で墜落したエアアジア機について、インドネシア当局は7日、尾翼を含む機体の後部を発見した。尾翼近くには墜落原因究明のカギを握るブラックボックスがあるとみられ、回収を急ぐ方針。
救難当局は7日、船の音波探知機とダイバーによる捜索で尾翼を含む機体の後部を発見したと発表、写真を公開した。その大きさは全長10メートル、幅5メートルで、エアアジアのロゴとみられる文字が確認できる。尾翼の近くには、コックピットの会話や飛行記録などが残されたブラックボックスが設置されているとみられている。
当局は、墜落原因の究明につながる可能性があるとして、8日も現場に無人潜水艇やダイバーを派遣してブラックボックスの回収を急ぐ方針。一方、7日の捜索で、1人の遺体が見つかり、これまでに40人の遺体が収容されている。