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大韓航空・趙顕娥前副社長が控訴

2015年2月13日 20:28

 航空保安法違反などの罪で懲役1年の実刑判決を受けた大韓航空の趙顕娥前副社長が、判決を不服として控訴した。大韓航空の趙顕娥被告は12日、航空保安法違反など4つの罪で懲役1年の実刑判決を受けた。

 趙被告の弁護人によると13日朝、拘置所で趙被告本人と協議したうえで控訴することを決めたという。控訴の理由について弁護人は、判決には、法律の適用の誤りや、事実の誤認があり、量刑は不当だと話している。

 一方、韓国メディアは、判決について、「財閥一族の特権意識に対し、韓国社会が下した審判だ」などと報道。趙被告だけでなく、財閥全体が、判決を重く受け止め反省すべきだと主張している。