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NY株10ドル安 低調な経済指標など受け

2015年2月27日 8:09

 26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は原油価格の下落や低調な経済指標を受けて、約10ドル値を下げて取引を終えた。

 この日はまず、アメリカ労働省が先週1週間に新たに申請された失業保険の件数を発表したが、前の週に比べて3万1000件増加したことが分かった。また、先月の消費者物価指数が前の月に比べ0.7%低下したことが分かった。市場の予想よりも低調な経済指標を受け、市場では売りが優勢となった。

 また、原油価格が下落したことで、エネルギー関連株に売りが入った。こうしたことからダウ平均株価は前の日より10ドル15セント安い1万8214ドル42セントで取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は20.75ポイント上げ、4987.89で取引を終えている。