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墜落現場の最新映像を初公開 仏内務省

2015年3月27日 7:13

 フランス南東部で起きたドイツのジャーマンウィングス機墜落で、フランス内務省は、墜落現場で捜索や遺体の収容を行う様子を間近からとらえた映像を初めて公開した。

 現場には、粉々になった機体や部品、乗客の荷物のようなものが散乱している。切り立った崖のような場所もあり、捜索隊はロープで体を支えている。手作業で土や機体の残骸を掘り返しながら、部品や乗客の手がかりを探し、透明な袋に回収していた。捜索活動が困難を強いられていることがわかる。

 一方、事故機に乗っていた人の家族が現地を訪れた。主にドイツとスペインから訪れた家族約260人はふもとから事故現場の山をのぞみ、祈りをささげていた。ボイスレコーダーの解析結果は家族にも伝えられたという。家族は、遺体の身元確認のため、DNAのサンプルを採取されたという。