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爆弾が中国に…ミャンマー政府が中国に謝罪

2015年4月3日 1:47

 先月、ミャンマー軍と少数民族が中国との国境付近で行っていた戦闘の際に、爆弾が中国側に着弾し5人が死亡した事件で、ミャンマー政府が責任を認め、中国側に謝罪した。

 この事件は先月13日、ミャンマーとの国境に近い中国の雲南省に爆弾が着弾し、中国人5人が死亡、8人がケガをしたもの。ミャンマーのワナ・マウン・ルウィン外相は2日、北京で中国の王毅外相と会談し、両国が共同で調査した結果、爆弾は、ミャンマー軍機が投下したものだったことを認めて謝罪した。

 ミャンマー側は、再発防止に努め、被害者に賠償する意向を表明したという。両国は国境付近の治安を安定させ良好な関係を築くことを確認した。