漂流の少数民族、2国が一時的な受け入れへ
ミャンマー政府から抑圧されているイスラム教徒の少数民族ロヒンギャの人たちが船で脱出し海上で漂流している問題で、マレーシアとインドネシア政府はロヒンギャらを一時的に受け入れると発表した。
この問題は、ミャンマーから周辺国を目指しロヒンギャらを乗せた船が海上で漂流しているもの。マレーシアとインドネシア、タイの外相は20日、この問題に関する協議を行い、マレーシアとインドネシアは、漂流するロヒンギャらを一時的に受け入れることで合意した。両政府はロヒンギャらが1年以内に別の国に移住するか、ミャンマーに戻ることを条件とした上で、避難所を設置するとしている。
この問題を巡っては、周辺各国に漂着した船の多くが受け入れを拒まれ、国連などが対応を求めていた。