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少数民族か…マレーシアで集団墓地発見

2015年5月26日 1:26
少数民族か…マレーシアで集団墓地発見

 マレーシアで、ミャンマー政府から抑圧されているイスラム教徒の少数民族・ロヒンギャを埋めたとみられる集団墓地が、約140か所見つかった。

 ロイター通信によるとマレーシアの警察当局は25日、タイ国境付近のジャングルで人身売買の被害者が埋められたとみられる集団墓地を139か所発見したと明らかにした。地元のメディアは見つかった遺体はミャンマー政府から抑圧されているイスラム教徒の少数民族ロヒンギャとみられると伝えている。さらに集団墓地以外にも28か所の収容キャンプが見つかったという。

 ロヒンギャをめぐっては、人身売買の対象になったり、周辺各国に漂着した船が受け入れを拒まれ、国連が対応を求めたりするなど深刻な国際問題となっている。