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NYダウ80ドル安 終値1万7977ドル

2015年4月14日 7:37

 13日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は「主要企業の決算が低調になるのでは」との警戒感から、ダウ平均株価は前週末比80ドル61セント安の1万7977ドル04セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同7.73ポイント安の4988.25。

 13日は、中国で追加の金融緩和策への期待感が高まったことや、IT大手アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」の予約が好調と伝えられたことから買いが進み、ダウ平均株価は一時、前週末比で40ドル以上値を上げた。

 しかし、アメリカでは14日から主要企業の決算発表がピークを迎える中、市場では「決算が低調なものになるのでは」との警戒感が強く、次第に売りが優勢となった。

 市場関係者によると、「ドル高と原油安の影響で主要企業の決算への不安は強く、買い控えのムードが広がった」という。