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火山が40年ぶり噴火、避難命令も チリ

2015年4月23日 12:22

 チリ南部にあるカルブコ火山が22日、約40年ぶりに噴火し、近くの町に住む住民1500人に避難命令が出された。

 空に突然現れた赤い煙。これはチリ南部にあるカルブコ火山の噴火によって発生したもの。ロイター通信などによると、この火山の噴火により周囲20キロメートルが立ち入り禁止区域に設定され、近くの町の住民1500人に避難命令が出されたが、ケガ人などは今のところ、確認されていない。

 地元当局によると溶岩の流出は確認されていないということだが、航空便の欠航など影響が出ている。

 カルブコ火山は1972年に噴火したことがあり、チリの活火山の中で最も危険な火山の1つとして知られていた。