大雨で土砂崩れ…36人が死亡 カーニバル中止も ブラジル・サンパウロ州
南米ブラジルのサンパウロ州で大雨による土砂崩れなどが起き、これまでに36人が死亡しました。
洪水や土砂崩れが起きたのはサンパウロ州で、20日、ルラ大統領が被災状況を確認しました。
これまでに36人が死亡したほか、家が倒壊するなどし1700人以上が避難をしいられています。
AP通信などによりますと、被災した地域では24時間で600ミリを超える雨量を観測したということです。
被災した住人「それは、あっという間のできごとでした。逃げないと死ぬと思い、何も持ち出すことはできませんでした」
ブラジルではこの時期、リオデジャネイロをはじめ各地でカーニバルが行われていますが、サンパウロ州の複数の地域で中止になるなどしています。