アフリカを中心に広がっている「エムポックス」の感染者が21日、タイで確認されました。変異株の可能性もあり23日にも結果が出るということです。

タイの保健当局は21日、アフリカからタイに渡航してきたヨーロッパ出身の男性（66）が「エムポックス」に感染していたと発表しました。男性はアフリカから中東を経由して、14日にタイに入国し、翌日に発熱などの症状が出たため医療機関を受診したということです。

保健当局は、男性がタイに入国する際の飛行機に一緒に乗っていた乗客ら43人についても、体調に異変がないか注意しているということです。

保健当局は、男性が「エムポックス」の中でも重症化しやすい変異株の可能性もあるとみて精密検査を行い、23日にも結果が出る予定です。