45℃…熱波で782人死亡 パキスタン
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先週末から熱波に見舞われているパキスタンで、これまでの死者数が780人を超えるなど被害の拡大が続いている。
パキスタンでは、南部のカラチなどで熱波が続いていて、地元メディアなどによると先週末には最高気温が45℃を記録した。これまでに高齢者を中心に782人が死亡したほか、数千人が脱水症状などを起こし治療を受けているという。
カラチ市民「水もないし電気も使えない。氷を探して1時間歩いているが、ほとんど見つからない」
パキスタンでは停電がたびたび発生して空調設備がきちんと機能しない上、現在、イスラム教の断食月「ラマダン」のため人々が日中の飲食を控えていて被害が拡大した可能性がある。