イラン核協議 期限を1週間延長
オーストリアのウィーンで行われているイランの核開発をめぐる欧米などとの協議は先月30日、交渉期限を迎えた。しかし、最終合意には至らず、7日まで期限を延長し、話し合いを続けることになった。
イランの核問題の解決をめざす欧米など6ヶ国とイランの協議は、交渉期限となった先月30日、いったん本国に帰国していたイランのザリフ外相が再びウィーンに戻り、アメリカのケリー国務長官、ロシアのラブロフ外相とそれぞれ個別に会談を行った。しかし、最終的な合意には至らず、アメリカ国務省によると、7日まで1週間、交渉期限を延長することになった。
協議では、イランの軍事施設への査察や制裁解除の手順などについて調整が続いているが、新たな期限までに歩み寄れるか予断を許さない状況。