エジプトで軍検問所襲撃される 70人死亡
エジプトのシナイ半島で1日、過激派組織「イスラム国」傘下の武装組織が軍の検問所を襲撃し、70人が死亡した。
ロイター通信などによると、シナイ半島北部にある軍の検問所5か所を、約70人の戦闘員が相次いで襲撃し、兵士や市民など70人が死亡した。一部では、自爆攻撃もあったという。
この事件について、過激派組織「イスラム国」の傘下の組織、「イスラム国シナイ州」がインターネット上に犯行声明を出した。これに対しエジプト軍は、武装組織が拠点とする北部地域の空爆を実施した。エジプトでは先月29日、首都カイロで爆弾テロによって検事総長が暗殺されるなど、テロ事件が相次いでいる。