アメリカ南部・ルイジアナ州で、映画館の中で男が銃を乱射し、９人が死傷した事件で、警察は自殺した容疑者が他の州に住む５９歳の男だと発表した。

　この事件は、ルイジアナ州ラファイエットの映画館で、上映中に男が銃を乱射し、２人が死亡、７人がケガをしたもの。警察は２４日、現場で自殺した男が、アラバマ州に住む職業不詳のジョン・ハウザー容疑者と発表した。調べによると、ハウザー容疑者は今月２日に車でアラバマ州からルイジアナ州に入り、現場近くのホテルに滞在していたとみられるという。また、凶器のけん銃は去年、質店で購入していたという。

　ただ、動機はまだわかっておらず、ＦＢＩ（＝連邦捜査局）などが捜査を続けている。