中国 旧日本軍と戦った部隊の施設など公開
中国政府は29日、戦時中に旧日本軍と戦った共産党の部隊が本拠地としていた施設などを外国メディアに公開した。
公開されたのは戦時中に旧日本軍と戦った中国共産党の部隊「八路軍」が拠点としていた山西省・太原市郊外の複数の施設。日本やイギリスなどの外国メディアを含め、29社の約40人が参加し、旧日本軍が使っていた武器などの展示や、八路軍の本部跡地に残る中国のかつての最高実力者・トウ小平氏が寝泊まりしていた部屋などを案内された。
また、近くには抗日戦争についてのテーマパークも作られ、地元の学校の生徒たちが課外活動として訪れていた。戦後70年の今年、中国は様々な手段で戦勝国の立場をアピールして、国際社会への宣伝活動を強化している。
★トウ小平の「トウ」は「登」におおざと